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遺産

  赤(エイ)

 

海辺の情景が

わたしのなかに

残像となって消えない

 

砂浜に曳きあげられた

赤鱝

砂にまみれて逃げまわる

   男は銛を振りおろす

砂浜を吹きぬける潮風

 

深傷の

赤鱝が

子を生み

獣のような眼を閉じる

 

砂浜を染める

血のなかから生れた

赤鱝の子

夕陽の中でかがやいている

   男は銛を投げ出し落陽の砂に伏せる

波に洗われる銛と

赤鱝

息づく赤鱝の子

 

人垣くずれ

波に消される足跡

ほどけるとも綱

夕闇の沖に流される

櫓と小舟

 

わたしの夢のなかで

いくたびも生きかえる

赤鱝と

   銛をふりかざす男

 

  飛ぶ石

 

波打ち際で 石を投げていた

海鳥が ぱっーと飛び立ち

瞬きするまに

石が 空を飛んだ

 

廃船に腰掛け

日がな一日 沖ばかり視つめている

オットのおっちゃん

「なに魂消とるんのう いきおい じゃが」

 

いきおいは 怖い

石も空を飛ぶ

十八の兄は海軍に志願し 五十余年海の底

わたしは いきおいで 島を出た

 

原爆で片足と身内を失った

オットのおっちゃん

寄せては返す音律の

海に体を預けたまま 生きている

 

いまのいま 死者と一つに溶けあえる

抱き寄せようと

村のはしからはしまで

白い波を泡立て 両手を拡げる

 

オットのおっちゃん さようなら

ずり落ちそうな 屋根の石 直して

百歳まで生きてよね

海に抱かれたくなったら帰るから

 

  水神さま

 

海が魚を身籠り

魚は無限に卵を産んだ

母は規則正しく身籠り

満潮になると子を産んだ

 

荷役中の貨物船が転覆する瞬間

赤ん坊をふところに二人の子を抱え

傾いていく船べりを蹴って

身を翻した

 

子を咥えて海底を走った

水神さまに助けられた

村人達は

さまざまに噂をしたが

 

水槽の横で干蛸をかじっていた

私の襟首をつかんだ母の

獣のような叫び声

すさまじい形相

いまも脳裡に刻みついている

 

あの時

助けられた返礼のために

母は還ってゆく

腹から肺まで水に満たされながら

海のなかに

 

  母の風景

 

手毬ほどの

ピンポン玉ほどの

ビー玉ほどの球が

遊泳していた

たしかにそれは

宇宙の風景のようであった

 

首をかしげてみつめると

海底に浮き沈みしている

マリモのようでもあり

深海の底にただよう

生きもののようでもあった

 

三つの球それは

八十三年の辛苦の涙

十人の子を宿した子宮

その奥にひそむもの

レントゲンに写る

母の風景は荒寥としていた

 

摘出され

水をかき出してしぼんだ球が

血にまじって浮かんでいた

切り落とされた小指のさきほどのもの

臍の緒の切れはしほどのもの

その肉片

 

再び身籠ることも

子を抱きかかえることもない

母よ

私はもういちど

あなたから産れたい

 

  倉橋島

 

波止場に佇めば

日本の地中海といわれる

瀬戸で一番美しい風景

ふるさと 倉橋島

 

目を閉じれば

頂上の火山(ひやま)と呼ばれる千畳敷きの岩

その下の石切り場のそそり立つ御影石

鑿をふるう父と石工たち

 

石の性を見定め 海の方向へ伐り倒す

砂利まじりの坂道 石を引き摺り下ろし

しなる渡し板を伝い 船に積み込む

 

ひしと 母の首に両手をまわし泣いている私

「泣くなや お父ちゃんが海の底に土台の石を据えるんじゃけん

 ようみとりんさいや」

大きく傾く船の甲板から 怖々視つめていた

 

荒縄で括りつけられ

高々とクレへンで 吊り下げられる石と父

徐々に海の底に沈んでいく

大蛸の踊りのように 長い手足が浮遊する

海底に大石を据え

盛り上がる水輪のなかから 浮かびあがる父

大きく息を吸い 空を蹴り上げ ふたたび海底に

丸石 長石を段々積み重ねていく

 

陽の火照る もやい石に腰かける

石に挟まれ

沈んだまま 息絶えた船方の呻き声

骨身削った父の 波止場の突端に

波の花が砕け散り

たえまなく生と死を洗いつづける

 

風災から 船や集落を守り

幾年月 びくとも崩れない波止場

土台の石は海の深みで

石の隙間に 魚たち 蟹たちを棲わせながら

なつかしい倉橋島の風景を

恋焦がれているだろう

 

私はさびしい都市に住み

ふるさとを恋う

すでに 父 母は神々の風景のなかで

祭りの仕度をととのえながら

死者たちの魂とふれあい 睦みあう

 

  夜明け

 

嵐で傾いた丸太小屋

トタン屋根の隙間から月光が射し

筵の上の農具 湿った万年床

父の日常が静止したまま

青白く照らされていた

 

無人島横島の荒地を耕し

癒えない魂に鞭打ち

種を蒔き 育てる父よ

 村人たちはためらわず

 戦後の日々を生きている

 船主を失った船は沈没

 途方にくれる母や復員した兄たち

私は言葉を詰まらせ言い募る

 

黙々と熱い芋粥を木杓子ですくい

「泣くなや 早よう食べや」

燻る松葉がはじけ

赫々と燃えあがる炎の輪の中に

芋粥をすする父の横顔

 

夜明けの渚

嵐はおさまり 潮は静かに満ち

天の運気にしたがい

父の眼は 船長の光を宿す

 

  青い蜜柑

 

松茸山にも

登れなくなった父が

茜色に染まった海に向かい

ぽつねんと蹲って待っていた

 

潮風がはたはたと

白いシャツを帆のように膨らませ

父の背を打っていた

いざりながら掘った

籠の中の赤い薩摩芋

─東京へ持っていけえや

段々畑を這うように登る父

 

─これだけじゃが

羊歯をかきわけ踏みしめ

わずかに採れた松茸を

父にみせる母

わあーっと張り裂けそうな声をあげ

わたしは段々畑を駆け下り

青い蜜柑を三つもいでくる

 

─まだ酸っぱいがのう

─もう食べられるが

─初物じゃから東を見て笑って食べよう

おどけて口いっぱいほおばる

─泣くなや

父の大きい手が顔をおさえる

─泣きたいときゃ泣きんさい

母の温い手が背を撫ぜる

─東京に戻ったら泣けんから

と わたし

 

雲が走る

烏の群れが滝のように海へ

─雲行きが怪しゅうなったで帰ろうや

─ほうよぅのぅ雨が降らんうちに

─もう少し もう少ししてから

 

ひとしきり潮風が

吹き上げ吹きすぎ雲をはらい

茜色につつまれる父と母

 

  遺 産

 

葬斂の火が点火されたとき

凍りついた闇の世界から

燃える炎のなかに

父は 片足ですっくと立ち上がった

 

死後の霊魂を信じなかった父が

そのまま原形を保っていた

頭蓋骨のなかの脳髄は

宇宙の微塵に還ったのであろう

 

太い骨と骨の隙間を埋める

夥しい砕けた骨の嵩

一瞬 泣きやんだ 息子たち 娘たち

――ほうれ 受け取れや

  欲しいだけ持っていけえや――

  これがわしの遺産じゃ と

  父 一流の酒落ではなかろうか

 

すっぱり切断された片足の

真っ白い 見事な骨に触れたとき

指先がジューと焼けた

わたしの こころの痛みなど

爪先の痛みほどのものじゃ と

言っているのだろう

 

百歳まで生き 枯れ木のように朽ち

自然死すると 思わせて

苦しみにのたうち回って死んだのは

死ぬとは こういうことじゃ と

教えてくれたのではなかろうか

 

明治の残光を背負い

戦時 戦後を生きのび

平成の世まで航海は終わり

いま 血族の紐帯は音もなく解けていく

 

やがて ひとり ひとりが巡り会う

彼岸の渚に

伝馬船は繋がれているだろうか

 

  ひとの樹

 

太陽は真上で輝き

明日 学徒出陣のあなたは

燃える山つつじを手折り

ぐるり わたしを囲み

まだない柩の中に閉じこめた

私は少女のまま

岩に刻みこまれる

 

火山(ひやま)の頂上まで

潮の匂いはのぼってくる

花崗岩はざらざらの砂地

まひるの太陽に

寄り添う背をじりじり焼かれ

烏が があっーと鳴き

木霊とひびきあう

 

下界から吹きあげる風

吹きおろす砂まじりの風

うち消されるつかの間の語らい

岩の隙間に命果てた生きものたち

そのように黙って引き受けよう

樹に変えられ

根っこを絡みあわせ

 

山頂の一本の樹が

ひと であったことを忘れ

記憶の根っこが枯れようとも

どうして 忘れることができよう

ヒロシマの太陽に焦がされ

あなたの肉体の内部をつらぬいた熱風

炎える樹の叫び

 

いくたびも

夢の奥からわたしを呼びもどす

 

  蜜柑の樹

 

木々でさえぎられ海も見えない段々畑

茂った雑草で道も消え

石垣づたいに

身の丈ほど伸びた雑草を踏み倒しながら

蜜柑の樹にたどりつく

 

すっぽりかぶさった蔓草

力いっぱい引っぱる

ちぎれた蔓草を握りしめたまま

下の段の畑にすべり落ちて

崩れかけた石垣の砂利が降りかかる

 

蔓草の実が爆ぜ散乱する

高みから落ちてくる陽の光

わたしは横たわったまま

眼をみはり言葉を失う

父と母の丹精こめた

蜜柑の樹は立ったまま死んでいた

 

覆いかぶさる蔓草に

下枝はことごとく枯れ

海底の白い珊瑚のように

ヒトの白い骨のように

自然のオブジェにわたしは息をのむ

 

生家の滅びゆくきざしは

深まる血族との亀裂は くちていく廃船だ

父と母のいない故郷は死んだ海だ

枯れ枝を鳴らし吹き荒れる潮風よ

沖をゆく蜜柑船は

何処から 何処へ運ばれて行くのだろう

 

  ハラダのおばぁやん

 

母は鼬に喰いちぎられた鶏を

枇杷の木の根元に埋めた

「それゃ もったいないで」

ハラダのおばぁやんは

酒飲みのおっちゃんに喰わすんじゃと

掘り出し 泥と血にまみれた鶏を

新聞紙でくるくる巻き

逆さにぶら下げて帰っていった

 

船大工の棟梁のおっちゃんは

腕ええのに大酒飲みじゃけん

子もおらんのに台所はいつも火の車

母はハラダのおばぁやんに

家の掃除や船方の布団の縫い替えなどを

手伝ってもらっていた

帰りには 一升瓶をぶらさげ

すたすた浜に下って行く

 

一人息子が戦死してしもうてから

おっちゃんは酒びたり

「産んだんは このわしじゃのに

自棄になって死んだ者が生きかえろうかい」

「おまえは情が強い女じゃ」

ハラダのおばぁやんとおっちゃんは

口喧嘩が絶えなかった

 

戦争が終わって はじめての

盆踊りの真最中

炎える松明かかげ

沖へ沖へ泳いでいく人影に

櫓太鼓を打っていた若衆が駆け下り

海に飛び込んだ

踊りの輪は乱れ 波打ち際で皆大騒ぎ

若衆に連れ戻されたのは

泣きわめいている

すっ裸の ハラダのおばぁやんだった

「女だてらに大酒飲みやがって」

口汚く罵りながら

おっちゃんは浴衣を脱いで

身体を包んでやり

抱きかかえ砂浜に蹲っていた

 

月に照らされたふたりに

波はひたひた寄せ シーンと淋しい夫婦だった

 

  石

 

「石が一つ在れば 一篇の詩が書けますか」と

問うひとがいて わたしの脳裏に

ゆっくり落ちてくる石が在る

 

倉橋島の石伐り場から伐り出される御影石

港から港に運ばれていく

男は小型船舶の船長 女は機関長

「恋」とか「愛」とか問うことなく

顔も知らないままに夫婦になり船を棲家にして

波に揺すられながら眠る日々

やがて 女は身籠る

 

積荷の船は波止場に横付けになり

ロープに括りつけた御影石と石に張りついた男

徐々にクレーンで吊り下げられ

ゆっくり船底に下ろされる

舵とりの女は

男と 背負うた子と迫り上がる腹の胎児と

三人の生命を守っている

 

白く泡立つ水尾を曳き凪の海峡を浮きつ沈みつ渡る

甲板まで積み上げられた御影石

しぶきが砕け散り波の花が咲く

船尾に張りめぐらされた紐に

生乾きの蛸 小さな服やおむつが

旗のようになびき 海鳥が舞いながら追う

鼻唄を歌う女と交互に舵を取る男

 

暴風雨は突然シートを吹き飛ばす

雨と波しぶきが積荷にたたきつける

横殴りの雨風にうたれつつ帆柱にロープで体を縛り

ほどけるセールを帆桁に巻きつける

波と波の谷底に一気に突き落とされ

人と石もろとも 天空にはじき飛ばされる

怒涛に声を奪われながら

船首から男は必死で女を呼びつづけ

女は薄れる意識の中で念仏を唱え 子を抱きしめる

 

嵐のときも凪のときも

男と女は地球を何周も巡るように航海を続けながら

十人の子を産み育てた

「祈り」だけが男と女の生涯をつらぬいた

 

私は内部に石を抱えている

空を飛ぶ石 海に落ちていく石

父や母の かたちをした石を

 

  擬宝珠

 

薄緑色の大きな葉

真白い花のタマノカンザシは

ギボシの中でもいちばん美しいと

あの人が大切に育てていた

品質のよいものから 枯れていくので

いつ咲かなくなるか

花芽がつくまで気がかりなのです

 

けさ 蛇口をひねると

ホースの裂け目から 水が噴きあがり

膨らんだホースが 蛇のようにのたうち回る

わたしは きりきり舞いのずぶ濡れ

ギボシの大きな葉が ホースにまかれ

しなりながら四方にかたむき

花芽をつけたタマノカンザシは

水煙のなかの虹に向かって

ゆっくり立ちあがりました

 

あの人が逝っても

タマノカンザシは咲くのですね

不意に今の夫が 「きれいだね」 照れ臭そうに

わたしの後ろから眺めている

隠しようなく 言葉にもしない

わたしの真情を 気付かぬふりして

花たち わたしたち共に歳月を重ねました

 

わたしは せっせっと世話をやくだけです

 

  桔 梗

 

「患者との関係は」

一瞬ことばにつまり

あのーもと妻ーの 口ごもりながら

眼は真っ直ぐ 医師を視つめる

視線をそらしたのは 若い医師だった

 

鼻ばかりつんと尖り

病人は 赤ん坊のような瞳で

じーっと宙をみつめ 手を泳がす

看護婦は借り物の浴衣を剥がした

風呂敷包みから 浴衣を取り出すと

「突然だったので とりあえず わたしの」

「女物だってわかりゃしないわ」言い捨て

看護婦は出ていった

 

お茶箱の底からひっぱり出し筒袖に直した

藍色の浴衣の桔梗の模様が

あの人の呼吸のたびにかすかに揺れる

 嫁いでのはじめての里帰り

 わたしたちは 母が用意していた白絣の浴衣と

 藍色の桔梗の花柄の浴衣を着て

 盆踊りの輪をくぐり 月明かりの浜辺に出た

 沖に小石を放り投げながら

 「僕のお嫁さん船主の娘だ」大声で叫んだ

 飛び散る夜光虫の光を両手で掬い

 沖に漂う進栄丸を「本当に君の家の船」

 「波止場に繋いどる釣り船も 伝馬船もそうよ」

 都会育ちのあの人は本でしか分からない世界

 海好き 釣り好きのあの人の島の娘は

 物語の中の島の乙女 愛したのは

 海だったのでしょうか 船だったのでしょうか

 

帰るからと 差し出したわたしの手を握りしめた

痛いほどの力強さに 大丈夫これなら良くなる

時がたてば言葉もかえってくるだろう

振り向き おもわず可笑しさがこみあげた

わたしの浴衣と気付いたら情けないでしょう

別れた女房の浴衣など剥ぎとりたいでしょうが

それにしても なんて馬鹿力なんだろうー

 

あの人の あれが最後にふりしぼった力だった

 

  百日紅

 

朽ち果てた百日紅の

空洞の真ん中に

竹の子が生え 日一日と伸び

触れればさやさや風を孕む若竹

 

樹皮は剥がれ落ち 白々肌をさらし

樹の根っ子から無数に伸び続ける新芽

息絶えだえに

産みつづける百日紅

 

わたしは樹を撫ぜながら 母を感じる

細い枝先までかさぶたのように

樹皮に張りついた貝殻虫

爪をたてこそぎ落とせば 血がにじむ

 

母の子宮の奥に張りついた癌細胞

身ごもりつづけ 産みつづけ

産まない子まで若竹のように育て上げ

死の間際まではちきれるほど腹を膨らませて

 

「もういいよおかあちゃん産まなくていいから」

百日紅の瘤だけに樹皮が残って

掌を添えれば心をつかれる

かすかに伝わる微温は母の温もり

 

母は死んでも 生きている

玄関さきに 裏庭に

百日紅の白と桃色の新しい苗木植えて

いつでも会える わたしはやっと安堵する

 

  花 四行詩

 

 苔の花

 

逢えぬ日の

庭の隅ずみまで掃いている

竹箒のさきに

裏がえる苔の花

 

 犬ふぐり

 

奪うだけ 奪って男は去った

犬ふぐりの花びらが靴先にこぼれ

片足を持ち上げると

花はゆっくり立ち上がった

 

 くちなしの花

 

深夜音を憚りミシン踏む

倦み疲れると窓からのりだし

雨に濡れた白い花びらを毟って食べた

そうして わたしは徐々に狂っていった

 

 桃の花

 

フェンスを思いきり押し倒し

他人の家でいつも満開

荒縄を括りつけ引き戻された

桃の花でなく あれはわたしだった

 

 けまん草

 

淡い紅色の花房ゆらし

花の名前をくりかえし教えてくれる

覚えないまま わたしには子供が

あの人には 花が残った

日本ペンクラブ 電子文藝館編輯室
This page was created on 2003/07/04

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桜井 さざえ

サクライ サザエ
さくらい さざえ 1931年 広島県倉橋島に生まれる。

掲載作は、既刊4詩集、『海の祀り』(1992 書肆とい刊)、『倉橋島』(1996 土曜美術社出版販売刊)、『ひとの樹』(2000 土曜美術社出版販売刊)、『擬宝珠の咲く家』(2001 土曜美術社出版販売刊)より2003(平成15)年6月「ペン電子文藝館」出稿のため作者自選。

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